氏名 | 所属(受賞当時) | 受賞課題 |
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第9回(2024年) |
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吉田 健祐 | 理化学研究所 脳神経科学研究センター |
睡眠中の記憶再編成に関する理論研究 |
上田 潤 | ノースウエスタン大学 神経科学講座 |
神経活動をターゲットとするパーキンソン病の疾患修飾療法 |
加藤 郁佳 | マウントサイナイ医科大学 計算論的精神医学センター |
ドーパミン細胞が匂いの価値を表現し、その価値を更新する神経回路機構の解明 |
黄 子彦 | 東京大学定量生命科学研究所 ・大学院医学系研究科 |
観察恐怖タスクにおける腹内側前頭前野の機能と自他の神経表象 |
大岩 康太郎 | 名古屋大学環境医学研究所 病態神経科学分野 |
TDP-43の単量体化が筋萎縮性側索硬化症におけるTDP-43病理形成の鍵となる |
木村 慧 | 東北大学大学院生命科学研究科 脳神経システム分野 |
霊長類脳における神経活動の操作やイメージングに適した新規モザイクアデノ随伴ウイルスベクターの開発 |
中井 槙也 | 大阪公立大学大学院医学研究科 神経生理学 |
海馬台と海馬はナビゲーション情報を異なる様式で神経多様体に符号化する |
楊 熙蒙 | 富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域 |
Diosgenin による軸索再伸長を基盤としたアルツハイマー病の記憶障害回復メカニズムに関する研究 |
堤 友美 | 大阪大学大学院歯学研究科 系統・神経解剖学講座 |
咀嚼における小脳の重要性を咀嚼筋感覚の小脳投射の特性から解明する |
第8回(2023年) |
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板倉 拓海 | 東京大学大学院 農学生命科学研究科 |
オス特異的物質を受容する鋤鼻受容体を介した攻撃行動の神経基盤 |
浅野 冬樹 | 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 |
内在性SIK3を介した睡眠要求および概日リズムを制御する神経細胞集団の同定 |
野澤 和弥 | 慶應義塾大学大学院 医学部 生理学教室 |
シナプスの性質を順行性に決定するニューレキシンリガンド分子の生体内でのナノスケール構造 |
本村 晴佳 | 甲南大学 大学院自然科学研究科 生命・機能科学専攻 生体調節学研究室 |
線虫の温度馴化を制御する脳腸連関のネットワーク |
吉本 愛梨 | 東京大学大学院 薬学系研究科 薬品作用学教室 |
心拍数は意図的にコントロールでき、前帯状皮質が関与する |
第7回(2022年) |
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野口 朝子 | 東京大学大学院 薬学系研究科 薬品作用学教室 |
鋭波リップル直前の抑制性入力による海馬錐体細胞の発火タイミングの制御 |
廣木 進吾 | 東京大学大学院 理学系研究科 生物科学専攻 飯野研究室 |
線虫 C. elegans のナビゲーション行動における「文脈」の分子によるエンコーディングとシナプスでのデコーディング機構 |
平本 篤紀 | Institute of Molecular and Clinical Ophthalmology Basel | ショウジョウバエ幼虫の後退運動において体節間で協調した筋弛緩を制御する介在神経細胞の同定と機能解析 |
吉松 祥 | 慶應義塾大学医学部生理学教室 | コモンマーモセットES細胞および受精卵におけるCRISPR-Cas9システムを用いた高効率ノックイン系の確立 |
中村 匠 | 理化学研究所脳神経科学研究センター 分子精神病理研究チーム 研究員 |
自閉スペクトラム症責任遺伝子 KMT2C の分子・行動学的解析 |
第6回(2021年) |
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石川 智愛 | マサチューセッツ工科大学 Gloria Choi研究室 |
海馬ニューロンにおけるシナプス入力の時空間解析 |
惲 夢曦 | ハーバード大学 分子細胞生物学部 内田研究室 |
経済的意思決定時のサル中脳ドーパミンニューロンおよび眼窩前頭皮質の信号ダイナミクス |
越山 太輔 | 東京大学大学院 医学系研究科 精神医学分野 |
統合失調症の早期段階におけるミスマッチ陰性電位と認知機能・全般的社会適応レベルの検討 |
劉 品吾 | Laboratory of Systems Neuropharmacology, Graduate School of Medicine, Kyoto University | CaMKll activation triggers persistent formation and segregation of postsynaptic liquid phase |
第5回(2020年) |
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髙橋 徹 | 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 |
冬眠様状態を誘導する神経経路の同定 |
伊澤 俊太郎 | 名古屋大学 環境医学研究所 神経系分野Ⅱ |
レム睡眠中に記憶忘却を引き起こすMCH神経活動 |
澤田 健 | 東京大学大学院 医学系研究科 構造生理学部門 |
側坐核ドーパミンD2受容体による弁別学習の制御 |
田中 ひかり | 東京医科歯科大学 神経病理学分野 |
超早期アルツハイマー病態における分子メカニズムの解明 |
壷井 將史 | 東京大学大学院 工学系研究科化学生命工学専攻 神経細胞生物学研究室 |
ポリコーム群タンパク質による神経幹細胞の分化運命転換メカニズムの解析 |
第4回(2019年) |
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岡畑 美咲 | 甲南大学 自然科学研究科 生命機能化学専攻 |
線虫C.elegans の低温馴化に関わる酸素濃度依存的な神経回路と多様性 |
本多 隆利 | マサチューセッツ工科大学(MIT) 日本学術振興会 海外特別研究員 |
フォワード・ジェネティクスにより同定した新規睡眠覚醒制御遺伝子Sik3の解析による睡眠覚醒制御機構の解明 |
田中 良弥 | 名古屋大学大学院 理学研究科 生命理学専攻 脳回路構造学 |
Drosophila subobscuraの種特異的な求愛行動を生み出す神経メカニズム |
中沢 信吾 | 国立遺伝学研究所 神経回路構築研究室(岩里研究室) |
新生仔マウス大脳皮質の長期in vivoイメージングによる神経回路再編の動的機構の解明 |
梶 誠兒 | 京都大学大学院 医学研究科 脳病態生理学講座 臨床神経学(脳神経内科) |
オリゴデンドロサイト前駆細胞内の内因性α‐シヌクレインの異常蓄積が多系統萎縮症における封入体形成をもたらす可能性がある |
第3回(2018年) |
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髙木 優 | 東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 |
相同なコマンドニューロンの多様化による適応的な逃避行動の実現 |
村上 達哉 | 東京大学大学院 医学系研究科 |
全脳全細胞解析に向けた三次元―細胞解像度脳アトラスの創出 |
松田 隆志 | 基礎生物学研究所 統合神経生物学研究部門 |
脳弓下器官において水分欲求と塩分欲求を制御する神経機構 |
Aurelio Cortese | Advanced Telecommunications Research Institute International(ATR) | Elucidating the neural mechanisms of metacognition in decision making, combining brain imaging with machine learning |
高桑 徳宏 | 京都大学大学院 医学研究科 神経生物学分野 |
連合学習に関わる視覚情報入力経路の解析 |
第2回(2017年) |
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坂口 秀哉 | 京都大学iPS細胞研究所 | ヒト胚性幹細胞由来の背内側終脳領域からの機能的な海馬神経細胞の生成 |
征矢 晋吾 | 筑波大学医学医療系国際統合睡眠医科学研究機構 | オレキシンは青斑核を介して恐怖行動を調節する |
田辺 章悟 | 大阪大学大学院医学系研究科 | 多発性硬化症におけるTh17細胞と軸索伸長阻害因子による神経傷害機構 |
秋 明貞 | 東京大学大学院医学系研究科 | プルキンエ細胞由来逆行性BDNF シグナルは発達期小脳の登上繊維シナプス刈り込みを制御する |
Andy Tay | カリフォルニア大学ロサンゼルス校 | Magnetic neural stimulation, modulation of mechano-sensitive ion channels, directed evolution magnetotactic bacteria |
第1回(2016年) |
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石井 宏憲 | 東北大学大学院生命科学研究科 | リスクを伴う意思決定の神経基盤-島皮質前部の役割- |
乘本 裕明 | 東京大学大学院薬学系研究科 | 新奇感覚を利用した脳機能の創発 |
萩原 賢太 | 九州大学医学研究院 | 大脳皮質視覚野における機能発達 |
別府(下田) 薫 | 東北大学大学院医学系研究科 | グリア細胞の活動操作による脳機能制御機構と病態進行機序の解明 |
横井 佐織 | 基礎生物学研究所 バイオリソース研究室 |
メダカの社会性動機付けにおけるバソトシンとイソトシンの機能に関する遺伝学的研究 |