沖縄科学技術大学院大学 研究員募集
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、科学技術に関する教育研究の新しいモデルとなることを目指し、2011年に創設された大学院大学です。沖縄の美しい自然に囲まれたキャンパスには、世界中から最優秀の学生が集い、国際的にもトップクラスの教授陣から懇切な指導を受けながら、最先端の施設で各々の研究に取り組んでいます。OISTが特に重視するのは学際的なアプローチです。創造力が培われ、研究者同士の交流が促される環境を創出し、個々の学生に合わせたユニークな博士課程プログラムを提供しています。OISTは単一の研究科・専攻のみを設け、分野の壁がなく、世界各国から教員や学生が集まる国際色豊かな大学です。現在、神経科学、分子科学、数学・計算科学、環境・生態学、物理科学の分野を中心に、国内外の優れた頭脳が沖縄に集結しています。ここ沖縄の地から世界に向けて、これまでにない新しいサイエンス、そして教育の在り方を発信していきます。
職務概要:
この度、臨界期の神経メカニズムユニット(代表研究者:杉山(矢崎)陽子)の研究員を公募します。当研究室ではトリの歌学習をモデルとし、発達過程の感覚経験に依存した神経回路形成の神経メカニズムを解明する研究を行っています。今回募集するポスドクは以下の2つのプロジェクトのどちらかを進めて貰う予定ですが、相談に応じて他のプロジェクトも可能です。
- 歌学習における音声情報プロセスと記憶形成の神経メカニズムの解明 (ref: Araki et al, Science 2016, 354; 1282-1287 Yanagihara & Yazaki-Sugiyama, 2016, Nat. Commun, doi: 10.1038/NCOMMS11946)
- 社会的相互作用が歌学習や高次機能発達に与える影響、その神経メカニズムの解明 (ref: Yanagihara & Yazaki-Sugiyama 2018 Behav Process, 10.1016/j.beproc.2018.04.003; Katic et al, 2022, Nat Commun. doi: 10.1038/s41467-022-32207-1)
- 聴覚記憶に依存した運動学習と、その臨界期形成の神経メカニズムの解明
職種:
臨界期の神経メカニズムユニット
研究員
勤務地:
沖縄県恩納村字谷茶1919-1
応募資格:
(必須)
博士号取得のこと
英語でのコミュニケーション能力があること
神経生理学的、神経生物学研究の経験があること
(尚可)
電気生理学的研究を行った経験がある方は優先します
任期:
常勤、3ヶ月の試用期間を含む2年間の任期制雇用(更新可)。
勤務時間:
9:00-17:30 (裁量制)
給与:
本学園の規程に基づき経験・能力に応じて支給する
待遇:
赴任手当、住宅手当、通勤手当
年次有給休暇、夏季休暇、
私学共済 (
http://www.shigakukyosai.jp/)
提出書類:
- カバーレター(和文及び英文)
- 履歴書及び職務経歴書(和文及び英文)
- 照会先2名~4名の氏名・連絡先(内一名は前職の上長であること)
提出締切日:
定員に達し次第終了。適任者を決定するまで継続します
採用予定日:
できるだけ早期 (応相談)
書類送付先:
下記電子メールアドレス宛送信して下さい
yazaki-sugiyama#oist.jp
(メール送信の際は#を@に置き換えて下さい)