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『日本の大学・大学院における神経科学(脳科学)研究の倫理教育に関する調査』
(Webアンケート)へのご協力のお願い

1. 調査目的
近年の神経科学(脳科学)研究は、脳オルガノイド技術やBMI技術をはじめ、技術開発のスピードが上昇し、めざましい発展を遂げています。そのため、研究成果の社会実装を見据えた倫理的な研究開発の在り方について、日本学術会議による関連シンポジウムが開催されるなど、研究者コミュニティの関心も高まりつつあります。一方で、公的資金による研究開発活動における不正防止の観点から、研究公正、研究倫理教育が広く普及し、ヒト対象研究における被験者保護とあわせて、神経科学(脳科学)研究者に求められる倫理対応は多様かつ広範にわたるようになりました。
この調査は脳神経科学の教育、研究や、生命倫理をはじめとする応用倫理の教育、研究に携わっている方々、またそれを学ぶ学生、大学院生の皆さんを対象に、日本の神経科学(脳科学)研究に関係する「倫理教育」の現状を把握し、今後技術開発の進展によって神経科学(脳科学)領域特有の倫理教育の必要性や、どのような内容が教材として予想されるかを検討することを目的としています。
2. 調査対象
脳神経科学の教育・研究に携わる研究者・関係者の方々(専門職や学部生・大学院生の方々を含む)
生命倫理・工学倫理をはじめとする応用倫理の教育、研究等に携わっている方々(専門職や学部生・大学院生の方々を含む)
3. アンケート回答先サイト
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeti1kh64fYFgIlelmBxtbeRbOXb2_hbGUBUJncNNHVEF3aLQ/viewform
(こちらからもご回答いただけます。回答は任意で、メールアドレスを含む個人を特定する情報は収集されません。)
所要時間:
10分程度
回答期間:
2023年3月8日~2023年5月8日(予定)
4. 結果の公開
得られた結果は、個人が特定されない形で統計的に処理され、学術的な分析を行った上で、学術論文等の形で公開します。また、分析結果に基づいた教育パッケージを試作し、教育現場や研究現場と広く共有していくことで、今後の脳神経科学の成果の適正な社会実装のために積極的に活用いたします。
〈アンケート問い合わせ先〉
東京通信大学 人間福祉学部 福士珠美
E-mail: fukushi.tamami@internet.ac.jp
 
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