2022 JNS-SfN Exchange Travel Awardの募集と選考結果について
2012年より北米神経科学学会と日本神経科学学会の間で開始されました相互の大会への参加者に対するJNS-SfN Exchange Travel Awardのうち、日本側から北米神経科学学会へ派遣する事業につきまして、本年6月8日(水)より7月8日(金)までの期間で募集を行いました。優れた申請者からの応募をいただき、いずれも素晴らしい申請内容で、選考は大変な激戦となりしたが、日本神経科学学会の8名の委員から構成されます国際連携委員会委員(委員名は下記参照)で厳正に審査致しました結果、以下の5名の方を本年のTravel Award受賞者に選考致しました。
加藤 麦彦
東京大学農学生命科学研究科 生物化学研究室
木村 一皓
大阪大学大学院医学系研究科 神経内科学臨床研究グループ
小柳 伊代
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)
平山 健人
早稲田大学人間科学研究科 認知神経科学
渡邉 真弓
理化学研究所 脳神経科学研究センター 学習・記憶神経回路研究チーム
選考された方々には、北米神経科学学会で開催されますInternational Fellows Orientation Session 及び International Fellows Poster Sessionというイベントに日本神経科学会を代表して参加していただきます。
選考では、利益相反を考慮した厳正なプロセスに基づき、優れた内容の演題(抄録)、essay letterに加え、申請者自身のこれまでの実績も含めて総合的な評価の対象としました。当初は「震災によって渡航困難となった研究者への旅費の補助」という趣旨から始まった本事業ですが、非常に多数の応募をいただいた中から選考するという現状、そしてこれはあくまで学会として出す「賞」であるということから、神経科学研究として優れた申請・申請者の採択を選考することにしました。
本事業の運用などについてご意見がありましたら、学会事務局(
office@jnss.org)までお寄せください。
2022年8月10日
日本神経科学学会国際連携委員会
委員長 合田 裕紀子
委 員 五十嵐 啓
岡村 康司
坂場 武史
杉山(矢崎) 陽子
田中 啓治
尾藤 晴彦
平瀬 肇