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BASENET* Hackathonのお知らせ

BASENET* Hackathonについてご案内申し上げます。 これは、脳科学、心理学、行動科学等、人間に関わる様々な研究活動を通して発芽する新しいブレインテックや応用脳科学の芽を育てるために、主にビジネス経験が少ない若手研究者、大学院生、大学生等(Idea Sprouts)が有するサイエンスベースのアイデアを基に、応用脳科学コンソーシアム(CAN)会員企業の皆様、スタートアップ経営者、VC等で議論し、新芽を若木に育てる支援、奨励を行なう新たな取り組みです。
(*:Brain-tech & Applied neuroscience Start-up Encouraging NETwork)
本イベントは、CANとブレインテック・コンソーシアム(BTC)が共同で実施する予定であり、7月1日からアイデア応募を開始しています。(締切は8月末日です)。
書類審査を通じて選出されたアイデアについては、10月中旬に開催予定のBASENET Hackathonで発表頂く予定です。
また、そこで出された内容について、CAN会員企業の皆様、スタートアップ経営者の皆様からアドバイスを頂き、アイデアを昇華していきたいと考えています。
世界のニューロテックスタートアップTOP200の大半は米国が占めており、米国の121社に対して日本は1社というのが現状です(Neurotech Landscape Overview 2020レポート by Neurotech Analysis)。
その一方で、最新情報※によれば、不況によりVCが投資先のテック・スタートアップに対して収支改善、黒字転換を迫る傾向が出ており、赤字を続けても存続可能な時期は過ぎたとも言われています。
このような状況において、日本には脳科学分野において優秀な若手研究者が多数いるにもかかわらず、自ら事業化に取り組むためのハードルが高く躊躇している、もしくは断念するケースもあるのではないかと私たちCANでは捉えています。
そのため、若手研究者のアイデア創出の機会を拡大し、この分野における人材の活性化に取り組んでいきたいと考えています。
研究者の皆さまにおかれましては、貴研究室の若手研究者や学生の皆様に本件につきまして情報展開をして頂ければたいへん有難く存じます。
なお、詳細につきましては、CANホームページをご覧ください。
https://www.can-neuro.org/base-hackathon2022/
(2022年6月22日付 日経新聞より)
一般社団法人応用脳科学コンソーシアム
理事・事務局長 萩原 一平
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