宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2020年度国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」利用テーマ として、下記の4つの募集を開始しました。詳細は各URLをご参照ください。
1)フィジビリティスタディ(FS)テーマ募集(募集案内はこちら)
(1) 国の戦略的研究募集区分:
国の戦略的施策に沿った課題解決型のISS・「きぼう」船内利用研究として、「きぼう」を使ったヒトの 健康長寿に関連する研究を募集します。
2)マウス特定解析課題テーマ募集(募集案内はこちら)
「きぼう」でのマウス飼育ミッションで取得された映像データと、帰還後に取得された精子サンプルを 利用した、今後の有人宇宙探査等に向けた研究提案を募集します。
3)マウスサンプルシェアテーマ募集(募集案内はこちら)
過去の「きぼう」でのマウス飼育ミッションで得られた未解析組織(精子サンプルを除く、36種類の 臓器組織サンプル)を用いた、微小重力の影響評価等に関する研究提案を募集します。
4)静電浮遊炉(ELF)を用いた材料研究テーマ募集(募集案内はこちら)
「きぼう」の静電浮遊炉(ELF)を利用して実施する、材料の熱物性値(粘性、密度、表面張力) の取得や新材料創成を目的とした実験提案を募集します。
微小重力等の「きぼう」の特徴を活かして国の戦略的研究や科学技術の発展等に貢献できる 研究アイデアをお持ちの方、本格的な宇宙実験提案の前に微小重力影響サンプルを用いて 評価・解析を実施したい方、地上で困難な熱物性データ取得に関心のある方は、ぜひ応募を ご検討ください。