ボルドーニューロキャンパス・IINS研究所の高橋研究室(
https://www.iins.u-bordeaux.fr/TAKAHASHI)では、ポスドク研究員を2名およびPhD学生1名を募集します。私たちの研究室ではマウスのウィスカー体性感覚皮質をモデルとして、触知覚の感度(Takahashi et al., Science, 2016; Nature Neuroscience, 2020)や身体近傍空間の知覚に関わる皮質メカニズムを明らかにすることを目標としています。基盤となるメカニズムをより深く理解するため、単一ニューロンの樹状突起レベルでの活動の解析にも力を入れています。プロジェクトはin vivo実験を基本とし、頭蓋固定化で行動中のマウスからイメージング(2光子、広域1光子)もしくは電気生理学レコーディング(Neuropixels)を行います。
研究資金の獲得に伴うラボ拡張のため、意欲のある新規メンバーを探しています。プロジェクトの詳細、その他の質問については、気軽に
naoya.takahashi@u-bordeaux.frまで連絡ください。応募書類の提出はその後でも構いません。
研究環境:IINS研究所があるボルドーニューロキャンパスは、フランスの神経科学研究拠点となっており、ヨーロッパでも屈指の神経科学コミュニティです。毎年、FENS主催のCAJAL Advanced Neuroscience Trainingコースが開催されており、国内外からトップクラスの研究者たちが集まります。学生も多く非常に活気のあるキャンパスです。PIが所属するIINS研究所は、とくにシナプス機能の研究において分野をリードしてきた研究所で、超解像顕微鏡を含む最先端のイメージング機器を複数備えています(ボルドーイメージングセンター)。
周辺環境:ボルドーは世界遺産にも指定されている美しい街です。フランス人が住みたい街のトップにもなっています。歴史的な街並みを残す一方で、若者が多く活気に満ちています。治安は大変良好です。
ポスドクについてはなるべく早い時期の開始を希望しますが、個別の事情に対応します。給与・待遇は、フランスCNRSのポスドク給与規定に従います。ポスドクの任期は2年以上、更新可能です。PhD学生については、2025年の秋から3年(大学の規定により、最長で4年間)の雇用となります。
これらをPDFファイルとして、
naoya.takahashi@u-bordeaux.frまで送付ください。枠が埋まり次第、募集を終了します。
高橋 直矢(Naoya Takahashi, PhD)
Team Leader
IINS - UMR 5297, Bordeaux Neurocampus
naoya.takahashi@u-bordeaux.fr
https://www.iins.u-bordeaux.fr/TAKAHASHI