デンマーク北沢太郎研究室におけるポスドク研究員の公募
(ゲノミクス実験とバイオインフォマティクス)
ゲノミクス・バイオインフォマティクスの経験があり、神経科学プロジェクトに興味がある方を募集しています。
研究内容
グループリーダー北沢太郎の指導のもと、神経可塑性のエピジェネティックおよび転写基盤に関するプロジェクトに貢献します。最新のゲノミクス技術(バルクおよび1細胞RNA-seq、ATAC-seq、CUT&Tag、HiC、DamIDなど)を使用し、新規ゲノミクス技術の開発にも貢献します。これらのデータのバイオインフォマティクス解析を行いますが、ウェット実験とドライ解析のバランスは応相談です。マウスの回路、電気生理学、行動を解析する他のラボメンバーと密にコラボレーションする機会があります。また、助成金申請、ネットワーキング、科学的なコミュニケーションスキルの向上も支援され、国際学会での発表機会もあります。
研究環境
北沢ラボでは、発達や学習における神経可塑性のエピジェネティックおよび転写基盤を研究しており、ゲノミクス、バイオインフォマティクス、マウス遺伝学、回路、行動解析を組み合わせた学際的アプローチをとっています。また、新規ゲノミクス技術の開発にも積極的に取り組んでいます。ラボはDANDRITEからの潤沢な基盤資金およびERC-StGなどの外部資金でサポートされており、最先端かつ野心的な研究を行うことが出来ます。
DANDRITEは、ルンドベック財団によって支援され、分子医学のNordic EMBLパートナーシップの一部として活動する神経科学研究所です。DANDRITEメンバーは、最先端の研究設備(ゲノミクス、バイオインフォマティクス、顕微鏡、FACS、動物施設など)およびEMBLネットワーク内の技術を利用できます。
応募条件
応募者は分子生物学または関連分野の博士号を取得していることが望まれます。
- 必須:ゲノミクス実験および/またはバイオインフォマティクス解析の経験
- 優先:単一細胞RNA-seq、ATAC-seq、CUT&Tag、HiC、DamIDの経験
- 優先:短リードのバイオインフォマティクス解析経験
- 優先:論文発表経験
- 優遇:神経生物学、マウス遺伝学の経験
- 優遇:機械学習の経験
待遇
給料は年間1200万円から1500万円程度。北欧の福利厚生に加えて、海外採用されたポスドクは税制上の優遇を受けるため手取りも充実します。
雇用開始予定日と雇用期間
2025年3月1日以降に開始します。1年間のポジションですが毎年更新可能です。
勤務地と雇用地域
勤務先はデンマークのオーフス大学内のDANDRITE研究所です。
問い合わせ先
応募締め切り
応募書類は2024年12月20日までに必着です。
応募手続き