[公募情報] 研究員・教職員募集

量子科学技術研究開発機構(QST) 脳機能イメージング研究部 システム神経回路研究グループ:博士研究員(3名)募集(随時〜3月下旬)

本研究グループでは霊長類(サル類)の遺伝学的神経活動操作とイメージングを融合した先進的な研究を推進しています。令和6年4月よりQST脳機能イメージング研究部は脳機能イメージング研究センターに組織変更を予定しており、イメージングを核とした脳疾患研究のリーディングセンターを目指します。この組織変更にあわせて、サル研究とヒト臨床研究、げっ歯類研究との間で比較・橋渡し研究を推進する博士研究員(3名)を募集します。
研究テーマは以下の通りです。
  1. 認知症患者群におけるタウネットワークマッピング: 安静時機能的MRI結合を利用し、特定の共通症状を示すタウオパチー患者群に焦点を当て、患者毎の異なるタウ蓄積部位の情報と健康な人々の安静時機能的MRI結合に関する大規模データを組み合わせて、各症状の背後にあるネットワークの作動変化を解明します。イメージング研究の経験者を主な対象としますが、未経験者も歓迎します。
  2. 高次認知機能の生理学的因果性解析:遺伝学的神経活動操作を非ヒト霊長類モデル動物に適用し、認知課題を用いた行動解析、電気生理学、機能イメージングなどの生理学的解析を組み合わせて、高次認知機能を支える大規模ネットワークの動作と計算原理を因果関係で明らかにします。霊長類研究の経験者を主な対象としますが、未経験者も歓迎します。
  3. 脳回路と認知機能障害の解析プラットフォームの開発および応用研究:認知症モデルマウスを対象としたマルチモーダルイメージングを中心に、認知機能障害とその背景となる回路病態を明らかにするプラットフォームを開発します。主にマウス・ラット研究経験者を対象としますが、未経験者も歓迎します。
職種:
博士研究員
任期:
令和6年4月から令和9年3月末までの3年間(実績により再任あり)
応募資格:
  • 当機構が設定する研究テーマ(1−3)に関して、自ら主体的に研究を遂行する意志のある方。
  • 採用日時点において、博士号学位取得後8年以内の方。
  • 令和6年4月1日に着任可能な方。
給与等:
年俸制
経験・業績等により3区分で報酬を決定
月額37万円、40万円、45万円(社会保険料及び税込み)
応募方法と提出書類
応募方法はQST求人サイト<テーマ1><テーマ2,3>をご覧いただき、そちらからエントリーしてください。
  1. 業績リスト(原著、総説、学会発表別。最新のものから順に記入)
  2. 主要業績概要(A4版2枚以内)
  3. 今後の研究の抱負(A4版2枚以内)(希望するテーマに関連付けて記載してください)
  4. 主要論文別刷5編以内
  5. 学位記(写)
募集期間:
随時選考を行います。(ただし、適任者決定次第締め切ります)
問い合わせ先
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 
脳機能イメージング研究部 システム神経回路研究グループ
南本 敬史
E-mail: minamimoto.takafumi@qst.go.jp
電話: 043-206-3249(内線7857)
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