[公募情報] 研究員・教職員募集

大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所
脳機能計測・支援センター 電子顕微鏡室・窪田グループ
研究員の公募について

大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所では、下記の要領で研究員を公募します。適任者の推薦、希望者への周知をよろしくお願いします。 候補者の方には、選考の過程でご来所、あるいはオンラインで、面接等をお願いすることがございますので、予めご承知おきください。
1.職種及び人数:
研究員・特任研究員 1 名
所属:所属:脳機能計測・支援センター 電子顕微鏡室・窪田グループ
2.研究分野
大脳皮質はヒトが生きて行く上で必要な脳機能をつかさどっています。様々な皮質神経細胞が視床や他皮質領野からの多様な入力を統合処理し、その複雑な機能を実現しています。電子顕微鏡による解析は、シナプス伝達機序の微細構造観察から大容量脳組織電顕画像データセット(以下「電顕画像DS」)を使った局所神経回路の構築解析など、複雑な回路の機能を理解する上で無くてはならない研究手段です。脳機能計測・支援センター 電子顕微鏡室・窪田グループでは、大脳皮質神経ネットワーク構築解析を目標に、高圧凍結法などを利用したナノメータレベルでのシナプス伝達の解析と、Blade 高速電顕連続画像撮影システム(Voxa社)によるテラバイトサイズの電顕画像DSの撮影、その解析の効率化と迅速化、さらに得られたデータに基づいた神経構造の計算論的解析を目指します。その目的のもと、意欲的な研究を一緒に進めていただける研究員を下記のとおり募集します。
  1. 電子顕微鏡観察(TEM, SEM、FIB-SEMなど)を主な手段とする大脳皮質の神経回路構築の研究。電子顕微鏡観察における豊富な経験を有する、あるいは意欲を持って取り組む意志があること。
  2. in vivo imaging実験を主な手段とする学習記憶機構の研究。In vivo imagingにおける豊富な経験を有する、あるいは意欲を持って取り組む意志があること。
3.応募資格:
博士の学位を有するか、それに相当する研究実績を有する者。
4.任期:
年度毎の更新。最長2025年3月末まで
5.提出書類:
  1. 履歴書(書式自由、顔写真付き)
  2. 論文リスト(全著者名、論文題目、雑誌名、巻数ページ(始めと終わりのページ)、発行年を記入すること。審査のある原著論文と総説・著書などは分けて記入すること。印刷中論文は含むが、投稿中論文や準備中論文は含めない。)
  3. 競争的資金獲得状況
  4. これまでの研究概要と志望の動機、今後の抱負(2,000字程度)
  5. 主要論文 3編以内の別刷1部(コピー可)
  6. 推薦書(1通以上)、もしくは応募者について問い合わせのできる方 1 名以上の氏名と連絡先(電話番号、メールアドレス)
    *原則として提出書類は返却しません。
6.応募の方法:
応募者は上記(1)~(6)の書類を Word または PDF ファイル(合計 10 MB 以下)として下記宛にメールまたは郵送でお送りください。
窪田芳之
生理学研究所 電子顕微鏡室・窪田グループ(yoshiy@nips.ac.jp
〒444-8787 愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1  電話:0564-59-5280
7.提出期限:
2021年11月26日(金)必着 ただし、採用者が決まり次第、公募を締め切る場合がございます。
8.着任時期:
決定後、早期の着任を希望しますが、ご相談に応じます。
9.待遇:
生理学研究所の規程に準じます。各種保険完備。
10.事務的な手続き、内容に関する問い合わせ先
生理学研究所 電子顕微鏡室 准教授 窪田芳之(yoshiy@nips.ac.jp
電話0564-59-5280(秘書:荒木)
11.その他
個人情報保護法に基づき、応募書類は採用審査にのみ使用します。正当な 理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。
12.その他:
(1)男女共同参画
  • 生理学研究所は、男女雇用機会均等法を遵守し、男女共同参画の推進に取り組んでいます。
  • 生理学研究所は業績の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。
  • 産前産後休暇・育児休業又は介護休業を取得した場合は、履歴書等にその期間を明記していただければ、それを考慮します。
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