生理学研究所・認知行動発達機構研究部門(吉田グループ)
ではポスドク研究者を募集します。(2019/5/30開始, 2019/6/30締切)
生理学研究所・システム脳科学研究領域・認知行動発達機構研究部門に所属している吉田正俊助教は、ラボを主宰する磯田昌岐教授の元で、独立した研究プロジェクトを進めております。ここ数年は、統合失調症の脳内メカニズムの解明を目指して、マーモセットを実験動物として、視線計測と神経活動計測を用いた研究を進めてきました。この4月からスタートした後期革新脳に採択されましたので、本研究の中心部分を担当するポスドク研究員を1名募集します。
詳しいことについては生理研の吉田のwebサイトにあります資料をご覧ください。http://www.nips.ac.jp/~myoshi/postdoc_recruit.html
[1. 研究プロジェクトについて]
吉田グループでは統合失調症の脳内メカニズムの解明を目指した研究を行っております。統合失調症患者では眼球運動および視覚探索の空間パターンが影響を受けていることが以前から知られております。吉田はこれを視覚サリエンスへの影響として捉えることでヒト-動物で共通の脳・行動マーカーを確立することを目指して、統合失調症患者での視線計測データの解析、マーモセットでの視線計測と脳活動計測を行う研究を進めてきました。今回の募集では、本研究での実験、解析について中心的役割を担っていただけるポスドク研究者を募集しております。
[2. 本募集のアピールポイント]
生理研の吉田のwebサイトを御覧ください。
[3. 応募条件]
募集側と応募側のミスマッチを防ぐために、吉田の方からは、 以下の2つの条件を満たす方のみに応募を絞らせていただきます。
3-1) 神経科学または動物行動学の分野で博士取得、もしくは取得見込みの方。
3-2) ご自身で動物(哺乳類)の行動トレーニングを行った研究で一報以上の筆頭著者論文を持つ方。
[4. 待遇]
フルタイム勤務で年棒制の雇用です。革新脳の中での身分は「研究員」、生理研としての身分は「特任研究員」となります。
[5. 採用時期、採用期間]
採用期間は一年ごとの契約更新で最大で2024年3月まで(後期革新脳の終了まで)です。着任は早ければ早いほどありがたいですが、現在のお仕事、学業の都合もあるかと思いますので相談しましょう。
[6. 応募方法、選考過程]
募集側と応募側のミスマッチを防ぐ、お互いの手間をなるたけ少なくする、ということを考慮して以下の段階を踏んでいきます。
以上です。ぜひ応募よろしくお願いします。
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生理学研究所・システム脳科学研究領域・認知行動発達機構研究部門
助教 吉田 正俊
mail: myoshi@nips.ac.jp
公募資料URL: http://www.nips.ac.jp/~myoshi/postdoc_recruit.html
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