自然科学研究機構生理学研究所 脳機能計測・支援センター
生体機能情報解析室 特任助教の公募
大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所
脳機能計測・支援センター 生体機能情報解析室
特任助教の公募
大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所では、AMED「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト」に従事するスタッフとして、下記の要領で特任助教を公募します。ついては、適任者の推薦、希望者への周知についてよろしくお願いします。
記
- 職種及び人数:特任助教1名
- 研究分野:
近年のMRI研究においては、超高磁場MRIによる高解像画像や大規模データベースの利用が盛んになっており、ビッグデータから有用な情報を抽出する技術が必要とされています。生体機能情報解析室では、MRIを用いて取得した安静時脳活動データを機械学習的手法により解析することで、精神疾患の診断・治療効果の判定に有用なバイオマーカーの開発を進めています。当研究室の特筆すべき点として、基礎生物学研究所および分子科学研究所との連携の下、大規模な計算をストレスフリーで実行できる環境が整えられており、潤沢な計算資源を生かして、短期間でビッグデータの解析が可能です。
なお、本公募は広義のデータ解析の専門家を募集するものであるため、神経科学領域の研究経験がなくても、情報科学に造詣の深い方、プログラミング経験の豊富な方を優先的に採用します。撮像技術、解析技術の向上を受けて、MRIの臨床応用は達成するべき現実的目標となりつつあります。本公募は「直接の社会貢献が期待できる有意義な問題に、潤沢な計算資源をもって取り組むことができる」という点で、ステップアップを目指す若手研究者にとって理想的な公募であると考えます。意欲のある若手研究者の積極的な応募を期待します。
- 応募資格: 博士号取得者、または着任までに取得見込みの方で、matlabやpythonなどを用いたプログラミング経験のある方。神経科学や心理学の研究経験は問いません。
- 任 期
年度毎の更新。最長2024年3月末まで(再任不可)
- 提出書類:
(1)履歴書(別添様式)
(2)論文リスト(全著者名、論文題目、雑誌名、巻数ページ(始めと終わりのページ)、発行年を記入すること、審査のある原著論文と総説・著書などは分けて記入すること、印刷中論文は含むが、投稿中論文や準備中論文は含めない)。
(3)これまでの研究概要と志望の動機、今後の抱負(2,000字程度)
(4)主要論文 3編以内の別刷2部(コピー可)
(5)推薦書(1通以上、別添様式を使用)、照会先(1件以上)
*原則として提出書類は返却しません。様式は下記のリンクからダウンロードしてください。
https://www.nips.ac.jp/recruit/Accompanied %20Form%28Project%20Assistant%20Professor%29_jpn.docx
- 公募締切:2019年6月28日(金)必着
- 赴任時期:決定後、出来るだけ早期の赴任を希望する。
- その他:
(1)男女共同参画
①生理学研究所は、男女雇用機会均等法を遵守し、男女共同参画の推進に取り組んでいます。
②生理学研究所は業績の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。
③産前産後休暇・育児休業又は介護休業を取得した場合は、履歴書等にその期間を明記していただければ、それを考慮します。
(2)個人情報の取扱い
応募に係る個人情報は個人情報保護法及び本機構規定に基づいて適切に管理し、選考および採用の目的以外には使用いたしません。
- 送付先及び問い合わせ先:
(1)送付先
〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地
大学共同利用機関法人自然科学研究機構
岡崎統合事務センター総務部総務課人事係
(「生理学研究所脳機能計測・支援センター生体機能情報解析室特任助教公募書類在中」と朱書きして、簡易書留で送付すること。)
(2)問い合わせ先:
(給与等処遇に関すること)
〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地
大学共同利用機関法人自然科学研究機構
岡崎統合事務センター総務部総務課人事係
電話:0564-55-7113
e-mail: r7113@orion.ac.jp
(研究内容に関すること)
〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地
大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所
脳機能計測・支援センター生体機能情報解析室
教授 定藤規弘 准教授 近添淳一
電話:0564-55-7842
e-mail: sadato@nips.ac.jp, chikazoe@nips.ac.jp
研究室ホームページ:https://www.zoelabo.com/