詳細:http://www.igakuken.or.jp/public/sympo/sympo09.html
テーマ:
「グリア細胞機能の新展開から脳機能のさらなる理解へ」
グリア(glia)細胞の語源は、糊を意味するglueからきており、日本語でも糊を意味する膠(にかわ)という字を使って神経膠細胞と書くが、これはグリア細胞が最初、神経細胞と神経細胞の間を埋めるものとしてしか認識されていなかったことを示している。細胞として認識されるようになってから、グリア細胞は形態などの違いからアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリアなどに分類され、それぞれ特徴のある機能も見つかってきた。これまでの脳研究では神経細胞間のコミュニケーションの理解が中心であった。しかしこの数年間のグリア細胞の研究から、神経細胞-グリア細胞間、さらにグリア細胞-グリア細胞間のコミュニケーションの理解が、脳機能の理解に不可欠であることが認識されている。本シンポジウムでは、グリア研究の最前線で活躍する研究者に、様々な研究手法から得られた、最新のグリア細胞機能の知見を紹介していただき討論する。
会期:2020年2月10日(月)
会場:東京都医学総合研究所 講堂(最寄駅:京王線上北沢駅/八幡山駅)
主催:公益財団法人 東京都医学総合研究所 講堂(最寄駅:京王線上北沢駅/八幡山駅)
演者:
津田 誠 九州大学大学院薬学研究院
小泉 修一 山梨大学大学院
和氣弘明 名古屋大学大学院
平瀬 肇 理化学研究所 脳神経科学研究センター コペンハーゲン大学
宮下 知之 東京都医学総合研究所
参加費:無料
事前申込:不要
問合先:
第9回都医学研シンポジウム 事務局
Tel:03-5316-3109(直通) Fax:03-5316-3150
E-mail:symp@igakuken.or.jp
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